読むと父親になる勇気がみなぎってくる
井戸本家にもうすぐ子供が生まれるあたり、私としても育児には積極的にかかわっていきたいと思っています。色々な書籍・雑誌を読んで、おむつの替え方や、お風呂の入れ方など、いろいろと育児について勉強し、「イクメン」になるべく修行中です!(`・ω・´)ゞ
さて、私も父親になるにあたり、育児には積極的にかかわっていきたいと思っています。なので、色々な書籍・雑誌を読んで、おむつの替え方や、お風呂の入れ方など、いろいろと育児について勉強しています!
しかし、ある時ふと思ったのです。「父親になる」とはなんだろうかと。もちろん、母親と同じく育児に積極的に参加する、ということは当然として、「父親」ならではの役割や心構えとはどういうものなのだろうか、なんてことを考え始めてしまったのです(←古くさい?)。しかし、本屋にあふれている育児関係の本・雑誌は、男性の育児参加の重要性や、いろいろな育児のノウハウについては解説してくれていますが、いわゆる「父親としての心構え」みたいなものについて述べている書籍にはなかなか出会えませんでした。
そんな時、ついに出会ったのが本書です。これは70頁そこそこの非常に薄い本ですが、父親とはそもそもどういう存在であるか、父親になるための心構えとは何か、父親はどのような役割を果たすべきであるかなど、まさに私が求めていたようなことをダイレクトに語ってくれています。例えば、父親(もちろん母親もそうだと思いますが)は子供の模範であるべきこと、「しつけ」などの道徳・礼節教育において父親は積極的な役割を果たすべきこと、過度になりすぎない程度に子煩悩であるべきこと、などについて具体例を交えて筆者の熱い想いが語られています。
もちろん、筆者の「立派な父親観」にはもちろん賛否両論あるかもしれませんが、少なくとも一つの具体的な父親像を提供してくれることで、自分なりにどういう父親になりたいのかについて考える上でよい参考になります。
私もこれから父親になりますので、まだまだわからないことだらけですが、少なくとも本書は、父親になる勇気を私に与えてくれました。新刊でも300円程度で購入でき、1時間そこそこで読み終われますので、筆者の主張に賛成するしないにかかわらず、読んでみて損はない(or 少ない)一冊だと思います。
立派な父親になる
林道義
夫
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