小説 洋書

The Fault In Our Stars:命のはかなさと青春の短さとアムステルダムの美しさ

投稿日:2018年5月9日

The Fault In Our Stars-John Green-idobon.com

ティーネイジャーに戻ったような感覚で

本書は2014年に映画化されていますが、当時ワシントンDCに住んでいて、これでもか!というくらい電車の中でこの本を読んでいる人を見かけまくったので、ついに流行にのって手に取ってしまったものです(笑)。でも人気が出るだけあって、笑ったり泣いたり、ティーネイジャーに戻ったかのような感情の波を経験できる小説です。

英語で読みましたが、女子高生が語り役というのもあって、ユニークな言葉遣いが面白いです。これをおじさんが書いているなんて・・・。
そしてアムステルダムの描写があまりにも美しくて、オランダに行きたくなります。

映画もすごくよくて、主役のシャイリーン・ウッドリーは可愛いし、青春っていいなってじわじわくる。そして、やっぱりアムステルダムが美しかったです。トレーラーをどうぞ↓

途中ストーリーがひっくり返るような部分があって、引きつけられて一気に読んでしまいます。ガンは怖いです。特に若い人のガンは、悲しい…。

人生のはかなさ、病気の過酷さ、そして時には笑い飛ばすことも大切と教えられるストーリーです。
日本語でも、「さよならを待つふたりのために」というネタバレなタイトルで出版されています。「きっと、星のせいじゃない」じゃ売れなかったのかなぁ。

本書から、いくつか好きなセリフがあったので引用してみます。

“Some tourists think Amsterdam is a city of sin, but in truth it is a city of freedom. And in freedom, most people find sin.”
旅行者の多くは、アムステルダムは罪の街だと思っているが、実際は自由の街なんだ。そしてほとんどの人は自由の中に罪を見つける。

“Dom Perignon said after inventing champaigne, “Come quickly, I am tasting the stars.””
シャンパンを発明した後ドン・ペリニョンはこう言った「早くおいで、僕は星を試食しているんだ」

“My lung sucks at being lungs”
私の肺って肺でいることが下手すぎ。

“Almost everyone is obsessed with leaving a mark upon the world.”
ほとんどすべての人が、この世に何らかの印を残すことに取りつかれている。

“The real heros anyway aren’t the people doing things; the real heroes are the people NOTICING things, paying attention.”
本物のヒーローは、何かをしている人のことをいうんじゃないんだ。本物のヒーローっていうのは、気づきのある人、注意を払っている人のことをいう。

“That’s the thing about pain. It demands to be felt.”
痛みっていうやつは、感じられたがるものなんだ。

“You are so busy being you that you have no idea how utterly unprecedented you are.”
君は君になるのが忙しすぎて、自分がどんだけ未曾有な存在か全く理解していないね。


 

The Fault In Our Stars-John Green-idobon.com

The Fault In Our Stars
John Green

Amazonで見る 楽天で見る

 

【日本語版はこちら】

さよならを待つふたりのために-ジョン・グリーン-idobon.com-idobon.com

さよならを待つふたりのために
ジョン・グリーン

Amazonで見る 楽天で見る

 

The following two tabs change content below.

体や栄養に関するマニアックな本、経済・投資関連の本、社会学系の本が好き。モノを増やしたくないので本はできる限りデジタルにしたいと思っている。ミステリー&サスペンス系の小説が好きだが、はまり込むと家事や仕事をおろそかにするのでたまにの楽しみにしている。
▼ブログランキング参加中。クリック応援お願いします♪
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

-小説, 洋書
-


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

二年間のバカンス-十五少年漂流記 ジュール・ヴェルヌ

二年間のバカンス 十五少年漂流記:小中学生の男の子に読んでもらいたい

明るく、勇気を持つことを教えられ、力付けられる本 「海底二万里」などで有名な19世紀のフランスの小説家、ジュール・ヴェルヌの小説、「二年間のバカンス」を読みました。 15人の少年達が無人島に漂流してし …

On China-Henry Kissinger-idobon.com

On China(邦訳タイトル:中国):重鎮キッシンジャー氏による長大な中国論

不満な点もあるが、面白い 本書の著者は言わずと知れた米国政治界の重鎮、ヘンリー・キッシンジャー氏です。キッシンジャー氏は大統領補佐官や国務長官を歴任し、1970年代の米中国交正常化にも当事者として深く …

The Miracle Morning-Hal Elrod(ハル・エルロッド)-idobon.com

The Miracle Morning(邦題:モーニングメソッド):私の人生も朝の習慣で変わった

3年前に読んで朝の習慣を取り入れてから、かなり人生変わったと思う 2014年の終わりにあるポッドキャストを聞いていて、たまたま著者のHal Elrod(ハル・エルロッド)さんがインタビューされていたの …

ビルマの竪琴-竹山道雄-idobon.com

ビルマの竪琴:人としての大切なものは何かを考えさせてくれる小説

読むと思わず胸が熱くなる 本書は、ビルマ(現在のミャンマー)を舞台に、第2次世界大戦中に派遣された日本の兵士の方々の、戦争中の様子から戦争後に帰国するまでの様子を描いたフィクションです。この物語は、昭 …

The Four Tendencies-Gretchen Rubin-idobon.com

The Four Tendencies:ありそうでなかったタイプ別の対人関係指南書

ありそうでなかったタイプ別の対人関係指南書 メリッサ・グリッフィン(Melyssa Griffin)というオンラインマーケターのPodcastをよく聞いているのですが、そのゲストとして出演していたのが …