タイトルはやや過激ですが、内容は意外とマトモ?
本書は2005年に出版されたやや古い本(マンガ)ですが、久々に読み返してみて、やっぱり面白かったのでレビューすることにしました。
まあ、なんというか、まずタイトルですよね(笑)
嫌韓流!
直球過ぎてどこかアブナイ団体の扇動本のように見えます(^▽^;) しかし実際に読んでみると、やや画の描き方に偏見がこもっているように見えなくもないですが、内容自体はいたってマトモなのではないかとの印象を持っています。
本書のテーマは、表紙を見ればすぐにわかりますが(笑)、日韓のいわゆる歴史問題に焦点が当てられています。本書の主張は、マスコミ等でよく言われているような「日本は韓国に謝罪すべき」という立場ではありません。むしろそのような謝罪・補償はもはや一切必要ない、という立場を貫いています。そして、その根拠や論理の説明について、マンガとしてはかなり良心的に挙げられています。
正直、私は韓国の近代史を専門的に勉強したことはないので、本書に載っている情報が全て正しいかどうかの判断をできる立場にはありません。ですが、根拠となる情報についてはそのつど出典が示されていますので、相当程度信頼できる内容なのではないかと思います。その気になれば、出典元の資料を確認することもできますし(ズボラな私はもちろんそんなことはできていませんが…笑)
タイトルが若干過激ですが、マンガならではの読みやすさ、面白さもありますし、何より今はアマゾン等で中古本をかなり安く手に入れられるので、ぜひ軽い気持ちで手に取ってみてはいかがでしょうか。なお、本書の続編として、なんと『嫌韓流4』まで出ていますので、私もいずれ読んでみたいと思っています。
マンガ 嫌韓流
山野 車輪
夫
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