スキマ時間のお供にどうぞ
実は私、歯を磨いたりトイレに入っている間に何か読みたい派です。そういう時は、気軽に読めるエッセイなどをよく読むのですが、ある時ずぼらな私は思いたちました。こうやって歯を磨いたりしながら、興味のある日本史の復習ができればなんて素敵なんだろうと。(興味があるならちゃんと座って読めばいいのに)
そんな時に、うってつけの本を発見いたしました!それが本書、「地図で読む日本の歴史」です。これは文庫本なので歯を磨きながら片手で持ちやすく、また、1項目が見開き2ページで区切られているので、細切れ時間に読むにも最適な区切り方をしています。
肝心の中身はと言いますと、古代から近代までの歴史上の主な事件をとりあげて解説してあり、一読すれば歴史の大きな流れを理解できるようになっています。
とりあげられている事件は、例えば古代では大化の改新、中世では本能寺の変、近代では自由民権運動や2・26事件など、多岐にわたっています。
どれも中学・高校時代に習ったようなものばかりですが、個人的には歴史ものは繰り返しが大事と思ってますので、気軽に歴史の流れを通観できる本書はありがたいです。
しかも、見開き2ページのうち1ページは地図が載っていますので、通常の歴史本では欠如しがちな、地理的な観点も補うことができます。ビジュアルでイメージできることで、内容もより頭に焼き付くような気がします。
安い、読みやすい、ためになると3拍子揃った本です。本書のおかげで、私の歯磨き&おトイレの時間が劇的に充実しました(*´▽`*)
もっとまじめに勉強したい方には少し記述が物足りないかもしれませんが、気軽に読める歴史本をお探しの方は是非どうぞ!
地図で読む日本の歴史―歴史を動かした「重大事件」99 (知的生きかた文庫)
「歴史ミステリー」倶楽部
夫
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