全ては妻が街中でこんなのを見つけたところから始まった・・・
『metropolitana tokyo 2月号―荻窪は、本屋さんへ』
『ぬぁああにぃいい?!荻窪に本屋が密集しているだと?!』
『夫よ、これを見てくれ』
『ぬぁあああにぃいいいい!!!これは行くしかないな。よし、行こう』
てなわけで、metropolitana片手に荻窪来ちゃいました。
花粉にまみれながら荻窪・西荻窪の本屋を練り歩きました。
今回はその時のレポートをお届けします!
読書大好き夫婦の荻窪・西荻窪の古本屋巡りレポート
まずは1軒目。
荻窪駅の南口を出たところすぐに見つけたのが、こちらの古本屋
岩森書店
昔ながらの古本屋で、ふらっと立ち寄れる感じです。
古典が多く、「プルースト全集」「大日本地名辞書」「三島由紀夫コレクション」など、ハードカバーの古典コレクションが充実していました。
妻が大好きな体に関するマニアックな本が・・・
あとは「おなら大全」という本も気になったけど、さすがに買うのが恥ずかしかった(笑)
文禄堂
岩森書店から1分も離れていないところにあるのが文禄堂。
あゆみブックスがプロデュースする、新しい形態の本屋だとか。
可愛いらしい店頭で、タイのトゥクトゥクのような乗り物がお出迎えしてくれます。
今っぽいセレクションが多く、雑誌、ビジネス書、語学系までなんでも揃いそうな本屋です。
若い人の興味を刺激するようなPOPがところどころに。
私の大好きな脳に関する本もたくさんあって、ついつい本買いたい欲が刺激されてしまいました・・・
文房具も充実している。
これ欲しいな・・・
お腹がすいたのでカレーを求めて北口へ
荻窪は美味しいカレー屋が多いということで、食べログの荻窪カレー人気店ランキングで2位になっていた吉田カレーに行ってみることに。
北口を出て、BOOK OFFを片目に左手に歩いていくものの、なかなか見つからず。
『なんか通り過ぎたっぽいよ。戻ろう。』
『なぬー!』
『あっ。これじゃない?』
な・・・なんという分かりづらさ!!
本当に営業してんのかな~っと半開きのシャッターの中をのぞいてみると、狭い階段にずらりと行列が。
これは相当美味しいに違いない、ということで並んでみることに。
階段には「本当にやる気がないのでできれば他に行ってください。」というメッセージが貼ってありました。
他にも、「店内撮影禁止(カレーはOK)」とか「店内では4人以上待てません。4人以上待っているのに入った時点でお帰りいただきます」とか厳しい張り紙が・・・。
でもレビューの評価は高そうだし、カレーは小麦粉不使用、トランス脂肪酸、食品添加物、化学調味料、保存料は一切不使用、塩分・脂質控えめだとか。
健康オタクの妻としてもぜひぜひ食べてみたい。
ドキドキして待つこと30分、やっと席に着くことができました。
店内には4人席がひとつとカウンター席が3つしかないので、4人席に他のお二人と相席することに。
お代金は前会計、カレーは店主がカウンターに出してくれて、自分で取りに行くスタイルです。お冷やとか台布巾とかも、置く場所がテープでみっちりと決められていて、「はみ出さないでください」なんて書いてあったりして。
「食べ終わったら速やかに出ってってください(ブスの女子会禁止)」といったような張り紙もあり、なんだか怖くて会話もできず。
やっとありつけたカレーがこちら。
見た目はすごくすごくおいしそうでしょ。
気になるお味は・・・
『うーん、好き嫌いありだな。なんていうか、バナナ入ってない?』
『健康に良さそうだけど、かなり薄味だよね』
店主も、俺流のカレーを作り、俺流に店を運営していらっしゃるようなので、文句があるなら帰ってください的な感じのようですが・・・
でもこんなに緊張して食べたカレーは初めてでした( ;∀;)
お味も(誠に失礼ですが)緊張して待った割には「?!」で。
でも、私たちの後にもすごい行列ができていて、根強いファンがいるのだなと思いました。
なので、好きな人は好きだと思います!
お店も週に4日程度しか運営していないようだけど、これだけ行列ができるとは『勝ち組』な店だと思います。
お客に媚びないブランディングのすごさを見せていただいた意味で、良い勉強になった体験でした(笑)。
気を取り直して、荻窪駅前のBOOKOFF PLUSに立ち寄りました。
大きいので色々と掘り出しものが見つかりそう。
10分だけのはずが、何十分もいてしまいました。
お次は西荻へ!
荻窪から西荻は20分くらいで歩けるようですが、妻のお腹も重くなってきているので、JRに乗って行きました。
荻窪とまた一風変わって西荻は穏やかな住宅街な雰囲気。
グルテンフリーのロースイーツが食べられるという「raccoon(ラクーン)」に行ってみました。
なんと、こちらも小麦粉不使用の美味しいカレーで有名なのだとか。
うぐぐぐ・・・吉田カレーの前に調べていれば(´;ω;`)
詳しいレポートは妻のブログに!
raccoonでのんびりした時間を過ごした後、またてくてく歩いて散策に。
松庵文庫
古民家を改造したような、素敵なお店。
お店の外では有機野菜を売っていました。
本屋というよりはカフェ。
店内はゆったりとした時間が流れていました。
raccoonでお腹いっぱいだったので、今回は見るだけに。
売店もあります。
オーガニックフードやこだわりのグッズ、本などを扱っています。
健康や食に関する本が集められていました。
妻、興味津々。
西荻ってゆったりしていて本当にいいところですね。
隠れ家的カフェもところどころにあります。
のんびり散歩しながら、今度は北口に向かいました。
旅の本屋 のまど
北口を出てしばらく行ったところにあるこちらの本屋は、テーマが「旅」。
今すぐ旅に出たくなるようなガイドブックやフォトブックがセレクトされています。店主の方の旅への愛が伝わってくるようなセレクションです。
旅に関するトークセッションやワークショップも、よくこちらで開催されているみたいです。
『あー、旅に出たい!』
『赤ちゃんが産まれてちょっと落ち着いたら、どっか行きたいねェ』
古書 音羽館
「のまど」のすぐ近くにあるのがこちらの古本屋さん。
天井まで所狭しと積み上げられた古本の数々。
お宝が発見できそう。
ゆっくり見たかったのですが、ハウスダストアレルギーなので、くしゃみが止まらなくなり撤退(泣)。
店の外の100円コーナーを物色しました。
東京都杉並区西荻北3丁目13-7 ベルハイム西荻窪 1F
忘日舎(ぼうじつしゃ)
「音羽館」の角をまがったすぐのことろにある忘日舎。
文学、思想、人文系の書籍が、木造りのおしゃれな本棚に飾られていました。
『楽しかったね、荻窪&西荻!』
『いい街だね。今度はraccoonのカレー&松庵文庫のカフェにリベンジしよう』
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