ビジネス・経済 投資 洋書 資産運用

You Can Retire Early!:パーソナルファイナンスについて知っておくべき基礎知識が詰まった一冊

投稿日:2018年1月26日

You Can Retire Early!-Deacon Hayes-idobon.com

パーソナルファイナンスについて知っておくべき基本知識を学べる

この本を知ったきっかけは、著者のインタビューをマーケティング関連のポッドキャストで聞いたのがきっかけ。著者のDeacon HayesはWell Kept Walletというブログを運営していて、いかにFacebook広告を活用してサイトに集客して、アフィリエイト収入を得ているかという内容でした。

なんとHayes氏はこのブログから数千ドル~数万ドルもの収益を得ているとか。収益レポートも全てブログに公開しています。

それはさておき、この本「You Can Retire Early!」の内容は、実に地に足をついたものでした。いわゆる早期リアイアをするためにはどのようなマインドセットを持って取り組むべきか。プランの立て方や借金の返し方、収入の増やし方など、パーソナルファイナンスについて知っておくべき基礎知識が一通り分かりやすく説明されています。

 

毎日一杯のコーヒーをOpportunity Costに換算すると・・・

この本の中で最も目からうろこだったのが、Opportunity Cost(機会費用)の部分。

早期リタイアを目指して節約をするも、自分でも気づかない部分でうっかりお金を使いすぎてしまうことがあるものです。でも、たとえ毎日のコーヒー一杯でも長い目でみると大きな額になります。その分を節約して投資に回していれば、数十年後にはどの程度の額になっているかシュミレーションしてみると良い、というのです。

例えば毎月のジム代。入会費が149ドルで、月会費が99ドルだとします。これを20年契約し続けたとすると、合計23,909ドル(約260万円)になります。

でもこれを代わりに投資に回して年利8%で運用したらどうでしょう?
なんと57,000ドル(約630万円)にも上るのです。

なので、節約の面だけでみると260万円ですが、実際の機会損失は630万円ということになります。

事実、Statistic Brainというマーケットリサーチ会社によると、ジムに契約している人の中でも67%が全く行かないのだとか。驚きですよね。

井戸本家では二人とも家で出来るトレーニングにいそしんでいますが、ジムに行く必要がないので時間の節約にもなります(家でならパジャマでもできるもんね)。

何気なく買ったコーヒーの一杯一杯や、毎月の固定費なども、これを数%で運用できていれば20年後にはどうなっているかという視点で考えてみると、ちょっとした出費にもシビアになれそうです。
※ちなみに複利計算ならこちらのサイトが細かくシュミレーションできます。

最近お財布が緩くなっているという人、早期リタイアをしてみたいけど何から手を付けていいか分からないという人におすすめしたい本です。


 

You Can Retire Early!-Deacon Hayes-idobon.com

You Can Retire Early!: Everything You Need to Achieve Financial Independence When You Want It (English Edition)
Deacon Hayes

Amazon.co.jpで見る Amazon.comで見る

 

 

The following two tabs change content below.

体や栄養に関するマニアックな本、経済・投資関連の本、社会学系の本が好き。モノを増やしたくないので本はできる限りデジタルにしたいと思っている。ミステリー&サスペンス系の小説が好きだが、はまり込むと家事や仕事をおろそかにするのでたまにの楽しみにしている。
▼ブログランキング参加中。クリック応援お願いします♪
にほんブログ村 本ブログへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

-ビジネス・経済, 投資, 洋書, 資産運用
-


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

The Professor Is In: The Essential Guide to Turning Your PH.D. Into A Job Karen Kelsky

The Professor Is In:学問で食べていきたい人の必読書

アカデミックな就職活動のサバイバル教本 本書は、アメリカの博士課程の学生が就職で直面する厳しい現実と、その中でいかにアカデミックな職をゲットするかという方法に焦点をあてて解説している本です。 米国にお …

The Reason for God: Belief in an age of scepticism-Timothy Keller-idobon.com

The Reason for God: キリスト教とは何か、神様とは何か、その疑問に寄り添ってくれる良書

クリスチャン、ノンクリスチャン両方におススメしたい 私は24歳の時にクリスチャンになりました。それではまったくキリスト教とは無縁の生活を送っていたのですが、大学卒業後にイギリスに留学してクリスチャンの …

The Bible and National Defense: What the Bible Has to Say About War and the Price of Our Freedom-Bob Yandian-idobon.com

The Bible and National Defense:クリスチャンとして国家の防衛をどう考えるべきか?

聖書と国防を考えるうえで貴重な本 さて、タイトルからして「そんな本誰が読むの?」と言われそうな本ですが、完全に自己満足としてレビューしたいと思います(笑) 聖書を読んだことのない人でも、「右の頬を殴ら …

The Four Tendencies-Gretchen Rubin-idobon.com

The Four Tendencies:ありそうでなかったタイプ別の対人関係指南書

ありそうでなかったタイプ別の対人関係指南書 メリッサ・グリッフィン(Melyssa Griffin)というオンラインマーケターのPodcastをよく聞いているのですが、そのゲストとして出演していたのが …

Unshakeable: Your Financial Freedom Playbook-Tony Robbins(トニー・ロビンス)-idobon.com

Unshakable:単なる資産運用本ではない、人生の核心に訴えた本

世界的ビジネスリーダーが説く本当の意味で揺るがされない人生 世界的に影響力のあるモチベーショナルスピーカー、コーチ、起業家であるトニー(アンソニー)・ロビンスが、世界の最強な投資家たちにインタビューし …