色々つっこみたくなるイラストがイイ
この本を夫じゃなくて妻が愛読しているということにまずつっこまれそうですが、本書で特徴的なのがこの美しい絵。筋束一本一本がキレイに描かれていて、どの筋トレがどこの筋肉に効くのか、具体的に分かりやすいのです。筋肉の名前を覚えたい人には最適な本といえます。
よく解剖学の本で、イラストがテキトーすぎて、どこのことを説明しているのか分かりづらい本がありますが、本書はその点では秀逸です。
そのトレーニングで効く筋肉以外にもまわりの筋肉の名称も説明されているので、総合的に筋肉の部位を学んでいけます。
でもボディビルの方々の表情やウエアに時々くすっと笑ってしまいます(笑)。
その服絶対狙ってるでしょー!!!ってページも。
フリーウェイトやマシンを使った筋トレの説明が大半で、一つの筋トレに対するバリエーションやコツも学べて良いです。
ただし、ちょっと筋トレを始めたばかり、という方にはマニアックすぎるので向かないかもしれません。ガチ筋トレをしている、トレーナーに向けて勉強している、という人におすすめです。もしくは興味本位で筋肉の名前を覚えたい人にも。
目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
フレデリック ドラヴィエ
妻
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