「 投稿者アーカイブ:妻の姉 」 一覧

肉体の悪魔-ラディゲ-idobon.com

肉体の悪魔:ラディゲから破滅的な初恋について学ぶ

10代のころに読んでおきたい **ネタバレ注意** 人生のことがらや人との出会いと同じように、本との出会いにもタイミングというものがあって、そのタイミングが上手く合わないと、良書も本来の目的を失ってイ …

本を読む本 - 読書家をめざす人へ本を読む本 - 読書家をめざす人へ モーティマー J. アドラーモーティマー J. アドラー-idobon.com

本を読む本 – 読書家をめざす人へ:学校で習わなかった、読書の基本を学ぶ本

2019/02/23   -人文・思想, 読書論
 

読書家になりたければ、まず正しい読み方を習おう 井戸本家の本棚でブックレビューを書きはじめてから、本の読み方について正しく学びたいと思い、本書を手に取りました。 1.本の意味が分からない時は、単に単語 …

夫とは、したくない。セックスレスな妻の本音-二松まゆみ-idobon.com

夫とは、したくない:セックスレスはあなただけじゃない

30代、40代の夫婦の寝室事情のリアルが語られる 夫とセックスしたくない妻の座談会。好きで結婚したのに、なぜセックスしたくなくなるのか。なぜ、夫に拒まれるのか。どうやって解決しようと心がけているのか。 …

カラマーゾフの兄弟-ドストエフスキー-idobon.com

カラマーゾフの兄弟:真実を語ること。それが善に繋がる

何度も読み返すべき良書。その度、新しい教訓を得られる ドストエフスキーの超有名長編小説、カラマーゾフの兄弟。ようやく通読しました。5巻に至るこの小説、光文社の古典新訳だからこそ読み終えることが出来たと …

日曜日部長は牧師になる-小形真訓-idobon.com

日曜日部長は牧師になる:バブル期を生き抜いたタフなサラリーマン兼牧師

2018/10/25   -キリスト教, 宗教
 

職場でも、教会の奉仕の中でも両方の場で成長と気付きがある 職業としての牧師でなかったからこその発見 積水化成の広報部部長としての仕事をこなしながら、日曜は大阪交野教会牧師としての説教、牧会奉仕を定年ま …

仲間どうしで「聞く・話す」ピア・カウンセリング入門―あなたも誰かの役に立つ!気軽にはじめよう、最も身近なカウンセリング- ヒューマックス編-idobon.com

仲間どうしで[聞く・話す] ピア・カウンセリング入門:より満たされた人間関係を培うために

実際にピア・カウンセリングを行わなくても、良い聞き手になる必要性を感じさせらる本 仲間、友達どうしで日常の悩みや相談事を打ち明け合うというピア・カウンセリング。 話し手のメリットももちろんですが、聞き …

脂肪のかたまり-モーパッサン-idobon.com

脂肪のかたまり:フランス文学入門に必読。さらりと読める短編

2018/09/28   -外国文学, 短編小説
 

普仏戦争を背景にひとりの娼婦を描いた辛辣で皮肉な物語 以前何件かレビューを書いたバルザックとも匹敵するほど多数の小説を生み出したモーパッサンの処女作。「脂肪のかたまり」はこの短編小説に出てくるフランス …

ゴプセック 毬打つ猫の店-バルザック-idobon.com

ゴプセック 毬打つ猫の店:バルザック「ゴリオ爺さん」を読んだらこれも読みたい

2018/08/29   -未分類
 

バルザックが19世紀パリを描く「ゴプセック」と「毬打つ猫の店」の短編小説二本立て ゴプセック バルザックの小説の面白さは、130もあるという作品の中で登場人物が再登場するというところ。それが、シリーズ …

高慢と偏見(上)-ジェーン・オースティン-idobon.com

高慢と偏見:男性にこそ読んで欲しいプリンセスストーリー

2018/08/14   -外国文学, 小説
 

男性はダーリー氏の姿勢からモテを学べ 何度も映画化され、おそらくジェーン・オースティンの作品の中で最も有名な小説である「高慢と偏見」。なんと21歳の時に書いた処女作だそうです。 この物語はキャラクター …

エマ-ジェーン・オースティン-idobon.com

エマ:全てに恵まれた傲慢な若い女性の自己成長の物語

読みにくいが最後まで読む価値がある作品 ノーサンガー・アベイ、高慢と偏見と続けてジェーン・オースティンの本を読んできましたが、「エマ」は上記2作に比べて読みやすさで言うと難易度が高い作品だと感じました …