「 文学・評論 」 一覧

チソン、愛してるよ。-イ・チソン(著)、金重明(訳)-idobon.com

チソン、愛してるよ。:全身火傷に遭っても前向きに生きる著者の姿勢に励まされる

持っていないものではなく、すでに与えられているものに感謝を捧げる心こそ、幸せの秘訣 韓国の女子大生イ・チソンさんは、ある日大学の帰りに交通事故に遭います。車に同乗していたお兄さんによって救出されますが …

カラマーゾフの兄弟-ドストエフスキー-idobon.com

カラマーゾフの兄弟:真実を語ること。それが善に繋がる

何度も読み返すべき良書。その度、新しい教訓を得られる ドストエフスキーの超有名長編小説、カラマーゾフの兄弟。ようやく通読しました。5巻に至るこの小説、光文社の古典新訳だからこそ読み終えることが出来たと …

お菓子とビール-モーム-idobon.com

お菓子とビール:男性が魅力的だと思う浮気女について女目線で読むと

30年後にまた読んでみたい本 亡くなった大小説家テッド・ドリッフィールドについて書いてくれと頼まれる主人公。亡きドリッフィールドのことを思い出しながら彼と知り合った16歳の時を回想する主人公も今は60 …

星の王子さま (新潮文庫)-サン=テグジュペリ (著), 河野 万里子 (翻訳)-yumiid.com

星の王子さま:失った童心を取り戻せる

2018/11/03   -外国文学, 小説
 

イタい大人になっていないか見直す機会に この本は子供向けの本のイメージが強いかもしれませんが、読むときの自分の状態によって感じ方が変わるので、大人になっても何かの折に何度も読み返したい本です。 結婚を …

The-Kite-Runner-Khaled-Hosseini-idobon.com

君のためなら千回でも(The Kite Runner):犠牲、裏切り、悔い改めのストーリー

イスラム教の世界だけどすごく聖書的なストーリーだと思った PR会社で働いていたころ、ある会社の社長のPRをする機会がありました。雑誌やオンラインメディアのインタビュー枠を取ってくる仕事だったのですが、 …

初恋(光文社古典新訳文庫)-トゥルゲーネフ-idobon.com

初恋:日常にキュンキュンさが足りていない人におすすめ

2018/10/01   -外国文学, 小説, 文学・評論
 

「初恋」はその名の通り、16歳の少年が初めての恋を知る話です。素直で純粋な青年の心の中をのぞいているようでキュンキュンさせてくれます。 ストーリーは主人公のヴラディミールが初恋の思い出を回想するところ …

脂肪のかたまり-モーパッサン-idobon.com

脂肪のかたまり:フランス文学入門に必読。さらりと読める短編

2018/09/28   -外国文学, 短編小説
 

普仏戦争を背景にひとりの娼婦を描いた辛辣で皮肉な物語 以前何件かレビューを書いたバルザックとも匹敵するほど多数の小説を生み出したモーパッサンの処女作。「脂肪のかたまり」はこの短編小説に出てくるフランス …

その女アレックス-ピエール・ルメートル (著)、橘明美 (翻訳)-idobon.com

その女アレックス:毎章ごとにこんなにがらっと展開の変わる小説は初めて

2018/09/22   -ミステリー, 外国文学, 小説
 

完全に普通じゃないミステリー小説 表紙の絵と裏表紙のあらすじからして、女性の誘拐の話かなと思って読み始めました。アレックスという女性は男に誘拐され、想像を絶する残忍な状態で監禁されます。普通のミステリ …

ノーサンガー・アベイ-ジェーン・オースティン-idobon.com

ノーサンガー・アベイ:いわゆる「普通の女の子」のプリンセスストーリーに親近感を覚える

2018/09/13   -外国文学, 小説
 

現実的なヒロイン像であるキャサリンと、良い教師ヘンリー 19世紀の作家、ジェーン・オースティンの初期の作品であるこの物語は、主人公、キャサリン・モーランドがどれだけ典型的なヒロイン像から外れているかの …

高慢と偏見(上)-ジェーン・オースティン-idobon.com

高慢と偏見:男性にこそ読んで欲しいプリンセスストーリー

2018/08/14   -外国文学, 小説
 

男性はダーリー氏の姿勢からモテを学べ 何度も映画化され、おそらくジェーン・オースティンの作品の中で最も有名な小説である「高慢と偏見」。なんと21歳の時に書いた処女作だそうです。 この物語はキャラクター …