本当にこれで英語の本が読めるようになった
私は大学時代、英語の勉強に燃えておりました。海外の大学院留学を目標にしていたこともありますが、実は、「電車とかカフェとかで英語のペーパーバックの本なんて読んでたらカッコいいだろうなあ~(ぐへへ)」などという、極めて浅ましい理由も結構なウェイトを占めておりました(笑)。英語力をつけるというのは大前提ですが、早く英語の本を読めるようになる、ということが、当時の最大の目標となっていました。
しかし、大学の英語の授業もちゃんとこなして、TOEFLなどの試験でもそこそこの点数が取れるのに、なかなか英語の本を読めるようにはなりませんでした。何しろ、大学のテキストなどに比べて、実際の本の圧倒的な分量に圧倒されることと、中身も部分的には理解できるものの、読み進めていくうちに何が何だか分からなくなってくるのです。単語帳やテキスト勉強しているのに、その先に進めない、という状態で大学時代の最初の2年間くらいを過ごしていました。
しかし、本書との出会いでそんな悩みは解消されました!\(^o^)/
最近では、多読に関する本・雑誌が増えてきていますが、2002年に出版された本書がベストではないかと思います。
多読の効用についてから始まり、
・何を
・どれくらい
・どのように
読んだら英語の本を読めるようになるか、ということを詳しく解説してくれています。
本書を一読すれば、「自分もこの通りにやれば、英語の本を読めるようになれるんだ!」という自信が与えられます。実際に私は、本書のとおり多読を初めて半年ちょっとで、ペーパーバックの小説を読めるようになりました。現在では、念願のカフェでのペーパーバックの読書を思う存分楽しんでいます( ̄ー ̄)ニヤリ ←本当はペーパーバックよりハードカバー派
また、本書の良いところは、多読だけではなく、リスニング、スピーキング、文法などについての勉強法についてもアドバイスがされていることです。本からの影響を受けやすい(単純?)な私は、リスニングや文法についても本書のとおりに勉強を進めた結果、その後の海外の大学院生活において、大いに役に立ったと実感しています。
タイトルこそ「多読」と銘打っているものの、それにとどまらないトータルな英語学習書として、英語力をつけたい人、留学を考えている人、電車やカフェなどでかっこよく英語の本を読みたい人(ぐへへ)など、幅広い方におススメしたい一冊です!
快読100万語!ペーパーバックへの道
酒井 邦秀
夫
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