日本ってこんな島があったんだ・・・旅したい欲を掻き立てる一冊
台湾に留学していたころは離島全制覇を目指していたくらいの「島マニア」。澎湖諸島や緑島といったメジャーどころや、小琉球のようなニッチな島にも足を運びました。中国に近い馬祖島や、先住民族が済む蘭嶼(ランユー)島への旅は実現ならなかったものの、いつかは…と夢見ています。
そんな島好きだった私も、日本の離島は実は沖縄の渡嘉敷島しか行ったことがありません。日本列島には7000近い島があるのに!島好きなんて嘘だろう!とか言われそうですが、本屋で見つけた時にはこの本を手に即効レジに並んでいました(笑)
文庫本サイズなのにフルカラーで、どの写真も美しい。全国各地の離島計58島が紹介されています。それぞれの島の説明が2~4ページ写真と共に添えられていて、さくっと読めます。その島に秘められた歴史やうんちくをワクワクしながら読みました。
とにかく写真を見ているだけで癒されるので、仕事で疲れた日の夜とかトイレの中とかでぼーっと眺めるのにオススメです。ものの740円の文庫本でこんなに癒されてしまうなんて、本とはすばらしいものです。
この本を見ていると色んな島に行ってみたくなりますが、中でも一番気になったのが北海道の礼文島。海も山もキレイで、ハイキングがおすすめなのだとか。島の西海岸にある遊歩道の名前は「愛とロマンの8時間コース」。←ネーミング(笑)
この島にしか咲かないというレブンアツモリソウという花や、「甘くとろける官能的」だとかいうウニの美味しさなどにも心惹かれます。「礼文のウニを知ると、他のウニがみんな不味く感じられるかもしれないので、覚悟して食べること。」だなんて、絶対食べてみたいですよね!
絶対に行きたい! 日本の島 (だいわビジュアル文庫)
齋藤 潤
妻
最新記事 by 妻 (全て見る)
- 贖罪の奏鳴曲(ソナタ):悪人か善人か分からない主人公の行動から目が離せない - 2022年10月30日
- 五分後の世界:戦争をやめなかった日本はこうなっていたかもしれない - 2020年2月11日
- L.A.ギャップ:LAに渡った日本人の行く末 - 2020年2月5日